2009年上半期、スイス時計輸出業績は大幅なマイナスとなった。毎月発表される統計結果では既に年明けから輸出は減少しており、6月の統計結果は前年同月比で最大31.9%の減少となった。年明けからの半年で、時計輸出は26.4%の減少となっており、ここ数カ月の間は減少率は平均しており変動はない。上半期のスイス時計輸出金額は61億スイスフランで、前年同期比では22億スイスフランの減少となった。
過去5年は好調に輸出が伸びた後、緩やかになり、2008年の終わりから減少し始めた。 現在の輸出レベルは、2006年の輸出結果を下回っている。世界に影響を及ぼしている経済危機は広範囲に渡り需要の下落を引き起こし、スイスの時計産業も免れることが出来なかった。その影響は広範囲に渡り、特にメーカーに影響を及ぼす。後半は好ましいベース効果により改善するであろうが、見通しや自信が不足している為、今後の予測は難しい。
<製品別>
腕時計の輸出は上半期に著しく減少した。 総輸出額は57億スイスフランで、前年同期と比較して26.2%の減少となった。960万個の腕時計がスイスから輸出された。統計結果より、300万個(-23.7%)の減少となっている。あらゆる素材の腕時計の輸出が減少しており、特にスチール、ゴールド、およびバイメタルが大きく影響を受けた。 数量では、トータルでスチールが最も大きく影響を受けた。スチールは輸出時計の半分以上を占めているので、当然の結果でもある。
機械式時計はクオーツと同じ割合で出荷が縮小した。価格別ではそれほど均質な減少でないと判明したが、上半期は全体的にマイナス結果となった。 また、数カ月の間持ちこたえた後に、輸出価格3,000スイスフラン以上の時計はまぎれもなく減少している。全体的に見て、500スイスフラン以上の価格帯の腕時計は最も厳しいマイナスを記録することとなった。価格が200〜500スイスフランの製品は10%程の減少で、最も影響が少なかった。
スイスから輸出されたその他の時計の輸出額も著しく落ち込んだ。アラームや他のタイプのクロックだけが+2.8%とプラスの結果が出たが、全体への影響はほとんど無く、総輸出金額は1,810万スイスフランだった。 輸入では、スイスの時計産業が下降するにつれてケース、ブレスレット、ダイヤルのような主な部品の輸入額は以前の四分の一までに下がった。
<マーケット別>
2009年上半期の主要15マーケットの結果は次の通りであった。
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