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2009年は大幅に減少したが、2010年には明確に輸出が回復した。時計産業における輸出額は162億スイスフランで、前年比で29億スイスフランの増加となった。22.1%もの輸出回復は、当時最高の業績結果と考えられていた2007年の結果をやや上回るので、スイス時計産業が健全で堅牢な状況に戻ったことを明確に示している。
2010年1月期には回復結果が現れていた。2010年は全ての月において20%の成長を見せ、3月と6月には30%を超える成長が見られた。成長率は四半期ごとに加速し、上半期の19.6%の増加と比較し、下半期は24.3%の輸出増加となった。
時計産業は2008年の水準を目指しているので、2009年の輸出減少結果の全てが解消されたわけではない。最新の結果は硬い基盤による回復ではあり、2011年も回復が続くと予想されるが、時計産業における全ての企業や地域がこの結果の恩恵を受けているというわけではない。
製品
2010年の輸出額の94%近くがスイス時計製造業者による腕時計で、割合では22.7%、金額では151億スイスフランの増加を記録している。これに対応する時計の数量は急激に増加し、2610万個増加した。数量ベースで20.4%増加した結果、2002年以来の記録を更新した。
スチール-素材としては50%以上を占めている - 金額および数量の両方において半分以上の割合を占めている。ゴールドの時計も例年通りとなった。バイメタルの時計は大きな成長を記録した(価格においては50.7%の増加となった)。個数においては、他の素材のカテゴリーが占める割合が多くなり、30.6%の増加となり、全体の結果に影響を与えた。
全ての価格帯において成長がみられた。輸出金額において200スイスフラン以下の価格帯の時計の輸出は輸出全体の数量の増加に貢献し、18.5%成長した。200〜500スイスフランの価格帯は全体の10%を占め、30%と急激な増加だった。500〜3000スイスフランの価格帯の時計は平均を若干下回った一方、3000スイスフラン以上の価格帯は金額では24.2パーセント、数量では29.8%の増加を記録した。
さらに、完成品以外の製品の輸出が10億スイスフランを占めた。2009年度と比較し13.7%の増加となった。これはスイスから輸出後に海外で作業され、その後スイスに輸入される製品を含んでいる。
マーケット別
2010年の主要15カ国における動向は以下のようになっている。(輸出金額の単位は百万スイスフラン)
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国 名 |
輸出金額 |
対前年度比 |
| 1 |
香港 |
3.185.5 |
+46.9% |
| 2 |
アメリカ |
1,674.4 |
+13.8% |
| 3 |
フランス |
1,167.0 |
+20.5% |
| 4 |
中国 |
1,099.5 |
+57.0% |
| 5 |
イタリア |
923.3 |
+2.6% |
| 6 |
シンガポール |
899.3 |
+33.4% |
| 7 |
日本 |
806.3 |
+4.9% |
| 8 |
ドイツ |
768.4 |
-3.2% |
| 9 |
アラブ連合 |
596.5 |
+9.6% |
| 10 |
アラブ連合 |
578.5 |
+31.9% |
| 11 |
スペイン |
343.7 |
+7.8% |
| 12 |
台湾 |
308.9 |
+26.4% |
| 13 |
韓国 |
305.2 |
+36.8% |
| 14 |
サウジアラビア |
256.2 |
+32.2% |
| 15 |
タイ |
205.6 |
+27.2% |
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2010年における輸出額の半分以上がアジアを占めており、他の地域を上回る成長を記録した。34.6%の増加を記録し、アメリカ(14.5%)やヨーロッパ(10.4%)を大きく上回っている。
香港は時計の再輸出拠点としての地位を確保しており、統計分析結果において最も高い地位となることにより、スイス時計輸出の主要な市場であるという地位を強固にした。アメリカは引き続き回復を見せたが、比較的緩やかで、下位から始まっている。ヨーロッパ市場で目立ったのはフランスで、観光客の購買力のおかげで大幅な増加を記録した。 欧州のその他の地域では穏やかな増加となったが、ドイツでは減少を記録した。第4位の中国は、2009年と比較してランクが3つ上がり、特にダイナミックな増加を見せた。 過去3年近く低迷に陥っていた日本は注目に値する回復をし、肯定的な調子で2010年を終えた。その他のアジアの主要マーケット全体では世界平均を上回る成長を記録した。
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