FH Switzerland FH Hong Kong    

 

 
 
 

 

BASELWORLD2009 −スイス出展者は成果に満足

(April 15, 2009)
 
 
     

 

 

バーゼルワールド2009が4月2日に閉幕した。スイス出展者は、今年は2007年や2006年同様、良い結果で終わったと安堵を表した。

業界の正確なバロメーターであり、世界で最も重要なウオッチ&ジュエリーショーは、今年は厳しい1年の始まりとなったが、心強い結果で終了した。この業界が実際に深刻な後退状況に陥るのではなく、正常な状態に戻っていることを表している。

今回不参加だったアメリカを除き、今年は業界の全ての国際的なプレイヤーがバーゼルに集った。昨年の記録的な来場者数と比較すると、来場者数は減少したが、実際にグループは昨年よりは少人数で来場していた。

バーゼルに集うことは以前と変わらず重要であることが証明された。出展者は売上の大部分を占めるので、厳しい経済環境でもバーゼルワールドに出展することが不可欠である。一方、小売店にとってショーは、時計・ジュエリー・関連産業のあらゆる分野の新たなトレンド、技術革新、全ての価格帯の商品が見られる最大のショーケースである。

さらに、バーゼルワールドは出展者や小売業者が互いにコンタクトを取り、情報交換したり、長期的な関係を築いたりという最高の機会を提供している場でもある。このショーに出展するということは自信と敬意の現れなので、全てのスイスの出展者にとって非常に重要なショーである。

無比の先駆者として、スイス時計メーカーは、いくつかの小さな革命的作品を発表した。現在のような厳しいマーケット環境では技術革新が最も効果的な対策であることが証明されるだろう。自社ムーブメント、独創的な表示機構、トゥールビヨン、ピンクやホワイトゴールド、ハイテク合金や洗練されたセラミックなどの高貴な金属部品を備えた時計が筆頭に上がる。

ケースはラウンド型が最も人気のある形ではあるが、正方形、長方形やひし形等のケースもスイス出展者の展示ブースで見られた。女性向けにデザインされた非常に小型のケースも数多く復活する一方、男性向けのデザインはオーバーサイズから若干小型になって来ている。色はチャコールグレイ、漆黒、チョコレートにとても人気がある。

2008年にはスイス宝石商は非常に博識な常連客を歓迎していた。バイヤーは、衝動買いするような商品ではなく、毎日身に付けられるか、ブランドがわかるような物で控え目だが贅沢さがある特定の商品を求めていた。以前と比較して、今年は、ホワイトダイヤモンドからカラー宝石へ、カラー宝石からアメジストのような半貴石へといった商品の変化が少なかった。真珠は見事に人気が復活した。

アジア地域からの来場者がわずかに減少したが、中南米からのバイヤーが新たに加わった。この中から新たなメーカー産地が現われたと見るのには早すぎるが、スイス、イタリア、ドイツが主導するヨーロッパ勢は、再び時計とジュエリーの世界で重要なプレイヤーとしての役割を果たす力を見せていた。

バーゼルワールドは以前にも増して、この世で最も重要なウオッチ&ジュエリーショーとなっている。発表される製品数や取引数だけでなく、規模、雰囲気、適切なインフラ等が、バーゼルワールドを素晴らしいショーにしている。さらに出展者により開催されたイベントやバーゼルワールド主催者のずば抜けたプロフェッショナリズムもこのショーを魅力的にしている。

バーゼルワールドの人気は時計宝飾産業に携わる人々に限らず、ショーの贅沢なセッティングは、デザイン、ファッション、建築、さらに伝統的に時計宝飾にあまり興味を持っていないニューメディア等の分野からの来場者をも魅了している。

次回のバーゼルワールドは2010年3月18日から25日開催予定で、開幕までのカウントダウンは既に始まっている。

 

 

mo

   
         
     

Copyright 1998-2012 Federation of the Swiss Watch Industry FH
All Rights reserved.
スイス時計協会FH
東京都千代田区平河町1-5-15 平河町VISIX 204号室
Tel: 03-3221-9678 Fax: 03-6272-9678  (〒102-0093)

Logos and Models are protected by their respective Right Holders.