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スイスはコピー商品や海賊版などの不正商品への対策規定を強化し、昨年夏から実施に踏みきっている。 強化後の規定によれば、ブランド名やデザインを盗用したり偽造した不正商品は、たとえ個人の使用目的であってもスイス国内に持ち込むことはできなくなった。 税関で偽造品であることが判明すれば、すべて没収され破棄される。 商用であるかどうかや数量の大小は一切考慮されない。 対象となる商品は、時計、ファッション関連、ハンドバッグなど多岐にわたる。 規定の強化導入と合わせて、不正商品撲滅をめざす組織である "Stop Piracy" 、 税関内貴金属管理局(Central Bureau for the control of precious metals), スイス時計協会FH本部、スイス不正商品対策協会( Swiss Anti-Piracy AssociationSAFE ) は、共同企画により、没収したコピー時計と海賊版DVDを打ち壊して広く一般にアピールした。 破棄されたのは、過去4年間に税関で押収されたコピー時計 28,427個 と 海賊版DVD 4,130枚。 実際の作業は環境保全ガイドラインに従い、リサイクル専門業者の手によって廃棄物処理された。 一般消費者が旅行先で、または、インターネットを通じて不正商品を購入することは、結果的に偽造品ビジネスを助長することになる。 が、多くの消費者はそのことに気付いていない。そのため、スイスでは、多くの消費者に注意を喚起することで、不正商品対策に導き、また、税関で没収の憂き目に会うような不愉快から消費者を守ろうという試みである。 偽造品や海賊版などの不正商品がスイス経済に与える被害は決して小さくない。 年間20億スイスフランの被害があると推定されている。 また、OECDの調査によると、2007年に世界で取引された不正商品は、インターネット上の取引を除外しても、2000億ドルに上ると推定されている。 これは、スイスGDPの半分にも該当するものである。
hs |
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