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スイス時計製造業者のほとんどが加盟する Federation of the Swiss Watch Industry FH (スイス時計協会 スイス本部)は、6月28日に行われた総会において、スイス製規定の強化改正案を連邦議会へ提出することを決定した。 現行の法令に定める基準に関しては、内容が手ぬるいのではないかという論議が数年前から業界内にあった。 また、法的な見地からも、商標法とのずれがあることが指摘されていた。 そのような状況からFHとその機関は、スイス製というラベルの評価と信用、また、消費者からの信頼を守り続けるためには、スイス製基準の内容を強化する必要があるとの結論に達した。 強化改正案はFH総会においてメンバー多数(87%)の賛成をもって可決された。 しかし、コンポーネントの供給等、この基準強化が微妙な問題を含むことをFHは十分に認識している。 が、「スイス製」の価値を高め且つ維持していくには、基準内容強化の外に道はないとの結論至った。 いずれにしても、猶予期間が設けられることになる。 基準内容が改正された際には、関係各社は猶予期間内の賢明なる移行を実行することが求められている。 今回提案された改正案の主な内容は次の通りである。 現行法令では、ムーブメントの構成部品価値の50%がスイスによるものをスイス製ムーブメントと規定しているが、スイスムーブメントの基準も次のように強化される。 - 機械式ムーブメントでは、全構成部品価格の80%をスイス国内によるものとする。 改正案にはスイス製構成部品、及びスイス組立の基準も織り込まれる。 「60%」という数字は、スイスとEUとの自由協定に関連して決められたものである。 また、機械式の「80%」は、スイス製の意味を特に重視する姿勢を表したものである。 FHは、総会での決定に基づき改正案を連邦議会へ提出するが、その進展は随時サイト上でも報告する。
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