パテック フィリップがWatches & Wonders Geneva 2025で、“グランド・コンプリケーション Ref.27000M‑001”を発表。
複雑機構と芸術性が結実した、同社の「グランド・コンプリケーション」コレクションに属する稀少なデスククロック。1920年代のクラシックなアメリカンスタイル・デスククロックに着想を得たデザインに、永久カレンダーとウィークリー表示機能を採用。最先端の技術には9つの特許が投入されている。
搭載されるのは、開発に7年の歳月がかけられ、912個の部品から構成される新型ムーブメントだ。パワーリザーブは約31日間を誇り、定力装置によって日差±1秒という高精度を維持。
ダイアルはシルバー・オパーリン仕上げ。時分秒、ムーンフェイズ、日付、曜日、月、閏年のサイクル、デイ・ナイトの表示に加え、外周の赤い移動フレームによって週番号が示される。
外装はスターリング・シルバー製ケース(純銀92.5%)に、緻密なギヨシェ装飾とグリーン・フランケ七宝をあしらい、豪華かつ気品ある仕上がりだ。ヒンジ付きカバーの内側にはアメリカンウォールナットの化粧板も施され、デスククロックとしての存在感を高めている。
ケース:縦164.6 mm、横125mm、奥行き76.73mm、スターリング・シルバー、非防水/ムーブメント:手巻き Cal. 86-135 PEND S IRM Q SE(2万8800振動、パワーリザーブ約31日間)/価格:1億8656万円
問い合わせ先:パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター
TEL.03-3255-8109 https://www.patek.com/
July 22, 2025