<スイスから世界への輸出>
“市場ごとの対照的な動向”
年初はやや低調なスタートとなったスイス時計輸出は、2月に入り再び成長軌道へと回帰した。輸出額は22億スイスフラン(約4333億8320万円)に達し、2025年2月比で9.2%の増加を記録した。この結果にはベース効果による押し上げも一部見られるものの、主に主要3市場(アメリカ、日本、フランス)における力強い成長が全体を牽引したことが大きな要因となっている。
スイス時計協会FH 「スイス時計輸出月別レポート」より抜粋。月別レポートおよび最新の統計データはこちらからご覧ください。
<スイスから日本への輸出>
2026年2月の日本向け輸出は、前年同月比23.7%増と大幅な伸びを示し、約1億5600万スイスフラン(約311億6400万円)に達した。この日本市場の好調な動きは、スイス全体の総輸出金額が再び増加基調へと回帰するうえで、ポジティブな影響を与えている。
また、日本向け腕時計の輸出金額は、前年同月比25.2%増の約1億5000万スイスフラン(約300億円)となった。輸出数量は7万4534個と、前年同月比130.8%を記録し、前年実績を大きく上回った。なかでも、カジュアルな価格帯にあたる輸出単価200スイスフラン以下の製品が、数量ベースで前年の約4倍に増加し、全体の数量拡大を大きく押し上げる要因となった。
*月別参考平均為替レート:@199.90(2026年2月1日~2026年3月1日)【日本関税協会 週間為替相場を参照】
*スイス時計総輸出金額は、腕時計とその他(ムーブメント、部品、クロックなど)の合計金額となります。
*輸出価格とは、スイスから時計が輸出される際に、輸出申告書に記載されている価格を意味しており、販売価格とは異なります。また、価格帯別データにおける価格帯とは輸出価格に基づくに価格帯であり、販売時の価格帯とは異なります。
March 23, 2026

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