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ヴァン クリーフ＆アーペル
“バル デ ザムルー オートマタ ウォッチ”
ロマンあふれる物語性と複雑機構、さらに装飾芸術を融合させた“ポエティック コンプリケーション”は、ヴァン クリーフ＆アーペルを象徴するコレクションである。その代表作“ポン デ ザムルー”の系譜を継ぐ新作が、19世紀パリの河畔カフェ〈ギャンゲット〉を舞台とした本作だ。星明かりの下、恋人たちが踊り、寄り添いながらキスを交わす光景を詩的に描き出す。
正午と深夜0時にふたりが近づき、腕を動かしてキスを交わす。このアニメーションは、約4年をかけて開発された新ムーブメントによるもので、腕に3つの可動部を設け滑らかな動きを実現。複雑な機構を備えながらもパーツ数の増加は最小限に抑え、薄型ケースを実現した。
時刻表示はダブルレトログラード式で、星型インジケーターが雲間に浮かぶ幻想的な演出を添える。文字盤は5層構造で、夜空や石畳、恋人のレリーフを重ね、グリザイユ技法によるエナメル彩色とホワイトゴールドの彫金で奥行きを表現。制作には約40時間と12回の焼成を要し、ひとりの職人が完成まで担う。
ケース：直径38mm、18KWG、30m防水／ムーブメント：自動巻き（パワーリザーブ約36時間）／価格：2494万8000円（税込み）
問い合わせ先：ヴァン クリーフ&アーペル ル デスク Tel.0120-10-1906
https://www.vancleefarpels.com/jp/ja/home.html
September 22, 2025
